DQNネームについて考える

ドキュンネームと読む。
DQN（ドキュン）とは、いわゆるヤンキーである。
ヤンキー以外にも、常識離れした者なども当てはまる言葉である。
ここでいうDQNネームとは、そんな愚かな親たちによって付けられ、
将来に影響する不幸な子供たちの名前をさす。
今日はその一例を紹介しようと思う。
長いので、『つづきはこちら』からどうぞ。



・戦争【せんそう】　女
もちろんあの戦争である。
日本では特に許されないものとされている戦争である。
男女関係なく問題あるが、よりにもよって女の子である。
一体親が何を考えているのかなど、当然わかったものではない。
「この世から戦争が無くなりますように」という当然の願いですら、
この子にとっては存在を否定する虐めとなってしまうのだ。なんじゃそりゃ。
親は「戦争のことを愛してあげて！」とでもいうつもりなのだろうか。

・織璃彌艶【おりびん】　女
右に読み仮名は書いてあるが、それがなくても読める人が居たら相当な漢字マニアだ。
画数を数えてみてほしい。
こんなの面倒で数える気にならないだろうから書くが、69画である。
テストやら模試やらでこんなのを1時間ごとに書くのは負担だろう。
習字で横っちょに名前を書くときも凄まじいことになりそうだ。
出席簿や履歴書、名刺を見せられたらきっと読めないだろう。
元ネタがありそうな名前だが、どういったものなのか私はわからない。

・賢一郎【けんいちろう】　女
みなさんの周りにも賢一郎という名前の人自体はいるだろう。
だが女性でそんな名前の人はいないだろう。
たぶん理由としては「男の子が欲しかった」とかその辺だろう。
「賢太郎？男の名前なのに・・・なんだ、女か」
「賢太郎が女の名前で何が悪いんだ！私は女だ！」
とZガンダムばりの喧嘩が始りそうだが、賢太郎が女の名前と言うのは100%悪い。

・誠太郎【せいたろう】　女
どうやら賢太郎ちゃんの妹らしい。
対になっている名前の姉妹は多いが、「賢太郎＆誠太郎姉妹」なんていないだろう。
男の子に女の名前、女の子に男の名前という発想はありがちだが、
実際に目にすると深刻な虐待以外のなにものでもない。

・黄熊【プウ】　男
最初は一瞬「なんでプウって読むのよ？」と戸惑ったが、
黄色い熊さんといえば、ハチミツ大好きなあの熊さんしかいない。
あだ名なら割とありがちだが、名前にされるとあんまりだ。

・亜菜瑠【あなる】　女
名前を構成する漢字自体はよく見るものばかりだが、あなるである。
お尻のほっぺたではなく、真ん中の方を指す言葉である。
妊娠することは無いが、病気を予防するためにゴムの着用は必要な部分を指す言葉である。

・昇天【しょうた】　男
十中八九、昇大（しょうた）と間違えたと思われる。
しかもよりにもよって縁起の悪い言葉だ。
漢字の読み書きのできない人間が人の親になることなど不可能。

・新一【こなん】　男
俺は高校生探偵、工藤新一。

・姫茶、姫帝、姫輝良、紀丁【きてぃ】　全て女
・樹茶【きてぃちゃん】　女
私の知っている中でもキティちゃんが大好きな人はいる。
だが子供の名前につけられているというのを知ったら怒るだろう。
特に下の「きてぃちゃん」まで名前にしているのは特に異常だ。

全てを挙げると本当にキリがないほど、世の中にはDQNネームが多い。
私も最初見た時は思わず笑ってしまったが、
だんだん読んでいるうちに笑いごとではないと思い始めるようになる。
このような名前を付けた親たちは、意図的に虐待しているのか、
自分の趣味を押し付けているのかはわからない。
だがどんな理由にしても、このような名前では到底子どもたちは幸せにはなれんだろう。
「変な名前～」と馬鹿にされるのが目に浮かんでしまう。
名前は生まれてきた子供にとって一生付き合って行くものであり、
またどんな名前でも本人には生まれてきた時点では拒否権は無いので、
慎重に考えなければならない。
そして、DQNネームが風潮として広がっている世の中で、
普通に素敵な名前を頂いた人達は親、名付け親、そして自分の名前に感謝しよう。

まさかDQNネームについてここまで深く考えるとは思わなかった。
私も自分に子供ができたら、子供が幸せになるような素敵な名前をつけてあげたい。
・・・相手はいないから子供なんてできようはないけどね。